マンション 貴方なら何階に住みますか?(2)

地震になったとき、一般的に、中高層マンションでは最上階が1階より23倍大きな揺れになります。超高層マンションでは、直下型地震では上層階のほうが揺れが少ないこともありますが、巨大地震では上層階が大きく揺れます。基本的に、上層階の方が揺れが大きいと考えておくのがよいのです。

超高層マンションと中低層マンションの揺れ方を比較してみます。特徴として、中高層マンションの揺れは揺れ幅が狭いのですが激しく揺れるのです(大きな地震力が作用します)。超高層マンションでは揺れ幅は大きくゆっくり揺れる(地震力が小さくなります)のです。ただし、地震の規模や震源によって建物への影響は変わり、またその高さや構造によって、建物は固有の揺れ方をします。

最近よく省エネといいますが、省エネという観点から選ぶのでしたら、最上階・最下階よりも中間階がお勧めなのです。また、端っこつまり妻側に位置する住戸より、両側を住戸に挟まれた位置の住戸がお勧めで、これを中住戸と呼びます。

最下階は床下からの冷気で部屋の暖房効率が落ちることがあり、最上階では屋上の日射の影響で冷房効率が落ちることがあるのです。

また、妻側住戸は外壁や窓が多く、そこから熱の出入りがあり、室内を快適に保つのに余分なエネルギーがかかります。妻側に面した部分の押し入れ・クローゼットは結露がしやすい場所で要注意なのです。

一般的には人気のある最上階や専用庭のついた最下階、妻側住戸ですが、省エネ性という観点からは、あまりよくない位置にあると言えるのです。事前にこのことを知っているだけでも、購入するときに不利な分、どのような断熱対策を取っているかという視点を持って選べるので、良い住まい選びに有利といえるのです。

最後に防犯性ですが、最上階だからといって安心はできないのです。いくらオートロックがついていても、そこを何らかの形で突破し、いったん中に入り込めばエレベーターや外階段で自由に移動できるのです。

このことからも、個々の防犯対策は重要といえるのです。

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