マンションの危険エリアとは(4)

乳幼児から幼児まで(0才~4才)の不慮の事故死の割合をご存知ですか?不慮の事故死の内訳として、トップが不慮の窒息、次いで交通事故、転落・転倒によるもの、そして不慮の溺死及び溺水となっているのです。

これを年齢別にみていくとどうでしょうか。まず、1才児ですが、トップが不慮の溺水・溺死で、2位が交通事故です。24才児ですが、1位が交通事故、2位が不慮の溺死・溺水となっているのです。

このように、1才児では不慮の溺死・溺水が一番多く、24才児になると交通事故がトップで、次いで不慮の溺死・溺水と逆転しています。これは24才児になると活発に野外で遊ぶようになることが原因とされています。しかし一番の問題は、4才児までは浴槽での事故の割合が高いということなのです。このことから、4歳児までは浴槽での事故を十分に警戒する必要があるということなのです。

国民生活センターの、浴槽のふちの高さや幼児の姿勢と浴槽への転落の関連性に関する調査では、この浴槽での溺死を防ぐためにはふちの高さが50㎝あればよいという結論を出しているのです。つまり、住居を選ぶ際には浴槽のふちの高さも調べておく必要があるということなのです。これはモデルルームなどで確認することができますので、実際に見て確認して下さい。

最近のバリアフリー対策により、浴槽のふちの高さが低くなりつつあるのが現状ですので、実際に浴槽のうちの高さを変えるということは難しいと言えるのも事実です。そこで、その他に取れる対処法として、常に浴槽の水を抜いておく、外からカギをかける、浴槽のふたをしっかりした構造にするなどが考えられます。

バルコニーや出窓、キッチン・浴槽などをしっかり確認して、購入後の住まい方に十分気をつけて、お子様が安全に暮らせるような住まい環境を整えるのも大切な親の役目ですので、大切なお子様を守るためにも十分な確認と実行を心掛けて下さい。

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