マンションの危険エリアとは(2)

バルコニーなどからの転落事故が増えている昨今ですが、バルコニーの手すりにも基準があり、1.1m以上となっています。

マンションの手すりも最近ではデザインが重視されてきています。そのような手すりにも基準があり、手すりの途中に横桟が入るデザインでは、そこが足がかりとなりますので、その高さにも規定が設けられているのです。例えば、横桟が30㎝以上65㎝未満の場合、桟がある場所から手摺の天端までを80㎝以上設けなくてはならないのです。また、30㎝以下の場合は、手すりの下端から手摺の天端までを1.1m以上と定められているのです。つまり足がかりとされる地点から天端まで80㎝以上ある計算になりますので手すりを飛び越えることができない高さとされているのです。

しかし、足がかりの部分が床から65㎝以上であれば子供がよじ登れない高さとされていますので、それは足がかりではないと判断されますので、天端までの高さの規制がなくなるのです。

では手すりの間隔の規定はどうでしょうか。いくら手すりが高くても、手すりのあいだをすり抜けて落ちては意味がないのです。手すりの間隔は、内法(うちのり)で11㎝以下が安全の目安となっているのです。この寸法は子供の頭が抜けない寸法とされているのです。また、この手摺の間隔の規定は、足がかりまたは床から80㎝以下の部分とされており、この高さの範囲は子供が落下する恐れがある部分とされていますので対象となっているのです。

さらに、出窓につく落下防止手すりについても同じで、出窓も足がかりとなりますので、手すりの取り付けが規定されており、基本的にはバルコニーの手すりと同じ考え方で、窓台の高さが65㎝以下の場合は、80㎝以上とされ、反対に窓台の高さが65㎝以上の場合はよじ登らないと考えて、落下防止手すりは床から1.1mのところにつけば良いとされていすのです。手すりの間隔も内法11㎝以下とされていますので、これもバルコニーと同じ考え方なのです。そこで、一度、住まいの手すりチェックを行うことをお勧めします。

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