長持ちさせる条件とは

マンションを長持ちさせる条件にはどういったことが大切なのでしょうか?

マンションを長持ちさせるためにはコンクリートの強度が必要となってくるのです。コンクリートは、セメントと水を混ぜてつくられています。そこで、セメントと水を混ぜる“割合”に注目します。セメントの重さに対する水の重さの割合を、水セメント比と言います。水セメント比60%とはセメントに対し水が60%の割合で入っていることを示すのです。

水の量を増やせば練り混ぜやすく、型枠に打ち込みやすく、現場での施工性が良くなり、また全体の材料費を抑えることができるのです。しかし、水の割合が多いコンクリートは強度が出ず長持ちしないのです。水の割合が少ななければ少ないほどひび割れも少なく、強度があがるのです。

しかし、実際には水の割合が極端に少ないと型枠の隅々までいきわたらないなど弊害が出てしまう結果になります。つまり、ムラが多く出来ますので本来の強度を発揮できない場合もありますので、一般的な建築用コンクリートでは5060%程度とすることが多くあるのです。

コンクリートの役割としては、内部にある鉄筋がさびるのを防ぐ役目があるのです。打設当初、コンクリートはアルカリ性で、鉄筋がさびるのを防ぐのです。年月がたつと中性化が始まりますが、水セメント比が少ないものほど中性化に時間がかかり、さびにくくなるのです。

その他の対策としては鉄筋の周りのコンクリートの厚さ(かぶり厚さといいます)を厚くする方法があります。鉄筋の周りのコンクリートの厚みがあればある程鉄筋がさびにくくなるのです。住宅性能表示制度の劣化対策という項目では、水セメント比とかぶり厚さによって長持ちの基準を定めているのです。

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